“自然”という美しさ

“自然”という美しさ

自然という美しさの概念

日本を代表する美しさの一つに、”自然”という概念があります。

四季を感じる庭園、花鳥風月、など。

その美しさの捉え方は、日本特有ともいえるでしょう。

 

日本庭園

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日本では、古来から自然と調和することを美とする考え方があり、日本庭園では、自然にできるだけ人工的な手を加えずに、自然と一体化するように作られます。

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ありのままの樹木や石を残し表現するため、その不規則な配置が風情と趣きを生み出し、自然の美しさに繋がっています。

一方、西洋庭園では、自然を加工し、シンメトリーで規則的で幾何学的な秩序を生み出し、作られます。

日本には、はっきりとした四季があるため、日々移り変わる自然の時間的な美しさが求められ、西洋では、平面幾何学式庭園や露壇式庭園など空間の美しさが求められているのでしょう。

 

自然な美しさを保つ

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自然の美しさを保つには、日々の小さなお手入れが必要です。

その積み重ねによって、少しずつ美しさに深みや温かみが出ます。

自然のままといい、何もせず放置しているだけでは美しさは保てません。

日本庭園では、雑草の処理、落ち葉の掃除、庭木の剪定などがあります。

これらを放置していると、雑草が庭草木が生える場所を圧迫したり、害虫が多量に発生したり、日光が当たらない庭木が枯れてしまったりします。

一気に根底から変える大掃除や伐採などは行わず、日々のお手入れを年月かけて積み重ねることが、自然という美しさを保つ要です。

 

経年変化

ORIFUSI オリフシ 和ハーブコスメ 漆塗り

少し話は変わりますが、日本の伝統的な器や家財などに使われる、漆塗りはご存じでしょうか。

天然素材の漆塗りは、化学塗料とは違い、塗り上げてから育てていく、経年変化を楽しむ伝統工芸です。

器に漆を塗った直後は、暗い赤色で、しっかり乾かないうちに使用すると、傷がついたり、変色したり、すぐには使えません。

半年〜1年ほどかけて、乾燥させることで、色は鮮やかな朱色と変化し、硬く丈夫な器となり使用できるようになります。

そして、漆塗りは、毎日手で触ったり、布で拭いたり、磨いたりすることで、艶に深みが出て美しさが増します。

また、漆に傷がついたり、古くなっても、塗り直しをすることで、100年、200年と長く、美しさに磨きをかけながら愛用することができます。 

 

自分の中の自然という美しさ

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“自然”という美しさは、日本庭園や漆塗りだけでなく、私たちの肌でも体現できます。

肌は、日々少しずつ変化していきます。

その変化を楽しみ、愛おしく思うこと。

そして、日々、優しく触って、無理をしないお手入れをすること。 

これが自分自身の自然な美しさを引き出すための一つの大切なことです。

「ORIFUSI」は、あなたの自然な美しさを引き出すための、味方であり、日々の変化をそばで支えていくブランドです。

みなさまが、自分の中の「自然」という美しさに、気付き、幸せで温かな気持ちを感じますように。

心を込めて。

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